マレーシア体験記の第11弾です。
偶然電車で出会った「マサキ」さんのお宅に訪問し。
ハリラヤのパーティに参加させてもらっています。
次第に場の雰囲気に慣れていき、マサキさんの家族・親族・友人の方々とも
様々な話をするようになっていきました。
では、マレーシアの方々の生活にどんどん慣れていき、
楽しい時間を満喫している滞在6日目、後編をどうぞ。
↑マサキさんのお宅では、女性は床に座りお菓子などを食べながらおしゃべりをしていました。 10月24日(火):滞在6日目(後編)
そして、途中からはマサキさんの友人で日本人のⅠさん、Oさんもいらっしゃいました。
お2人とも日本語学校で、現地の方々に日本語を教えているそうです。
↑マサキさんの実家でたまたま会うことのできたお2人です。
Oさんは来年、日本に帰国される予定。
マレーシアに来たきっかけは、海外で日本語を教えたいという思いがあり
インターネットで調べてマレーシアの学校を見つけたそうです。
家には部屋が3つあり、友人と一緒に住んでいるそうです。
(ルームシェアですかねぇ)
Ⅰさんはこれからもマレーシアにいる予定。(今のところは)
ローカルの食事でなら1ヶ月1000RM(3万円)で暮らせますよ、というたくましさ。
(普段からローカルの食事がほとんどとおっしゃっていました)
この国に来たきっかけは、東南アジアで日本語を教えたくてマレーシアに来た時に
マレーシアの方がとても優しかったので決めたそうです。
お休みの日は、お昼や夜に食事行くことが楽しみだそうです。
シティバンク(アンパン・パーク)の30Fにあるジャパン・ファンデーション(図書館)も
日本の書籍が充実しているので良く通っているとおっしゃっていました。
2人はバスを結構利用するが、現地のバスはとても気まぐれで、
車の速度が速かったり、遅かったりは当たり前。
ショートカットやルートの変更も普通にあるそうです。
運転手が「お昼なので」と車を停めてご飯に行ってしまい、
20分以上待たされたこともあるそうです。
時刻表もないので(あるかもしれないが、見当たらない)
1時間待っても来ないこともあります。
だから、ココの生活は日本と違ってあくせくしなくていいんですよね、
ともおっしゃっていました。
なんだか、国民性というか時間への概念がそこに表れているのかもしれないなぁ
と感じましたし、そんな生活もいいと思いました。
他には、ガソリンは1ℓ=1.92RM(約60円) それでも値上がりして
この価格だそうですから、日本のガソリンはほんと高いですよねぇ。
後、庭に停めてあったバイクは「HONDA」製のものでした。
(さすが世界のホンダ。マレーシアでも大活躍でしたよ。笑)
現地では(パナソニック主催?)の盆踊りもあるので、日本人、ローカルの方も
含めて楽しんでいるそうです。
食べ物では、P.J.ヒルトンの中にある「GENJI」というお店のビュッフェ(バイキング)の
日本食(80RM)、(ちなみに「ハラル(Halal)」の表示がないと、イスラム教の人は
お肉をそのお店では食べられないそうです。)ローカルの食べ物で美味しいのは
・クィティオ・・・きしめんのようなもの
・アッサムラクサ・・・うどんのようなもので魚から作ったスープにつけて食べるもの
(すこし酸っぱい)
・ヨントフ・・・魚の練り物(=はんぺんのような物)
・ナシレマ・・・お米をココナッツミルクで炊いたもの(僕は今の所ちょっと苦手です)
・サテ・・・焼き鳥に甘いタレをつけたもの
等を現地料理と一緒に食べているそうです。
ローカルの方々は休日にモントディクソンの海岸などに遊びに行くこともあるそうです。
ゆっくりするならキャメロンハイランド(市内から車で4時間)もいいそうですよ。
涼しく、キレイで空気も良い。お茶や高原野菜が有名でイチゴやきゅうりもおいしいそうです。
(日本人の方も大勢訪れているそうですよ。)
楽しむならゲンティンハイランド(市内から車で2時間程度)
マレーシアで唯一の公認でカジノや、室内・野外テーマパーク、マジックショーを楽しめる
劇場、ボーリング場、ゴルフ場 などがあるそうです。
イスラム教はお祈りの時間が1日に5回あり
①6:00前後(夜が明ける前) ②13:30前後 ③16:30前後
④19:30前後 ⑤20:30前後 があるそうです。
*月によって時間が変わる
断食月は夜と朝のお祈りの30分程前までは食事をしてもよいそうです。
しかし、それ以外の時間は食事だけではなく、水も一切口にしてはいけないそうです。
子供は断食を経て「我慢」を覚えるそうです。
他には、犬・豚がダメ。
女性はトゥドゥンを使用して髪をかくし、男性はへそからひざ下まではだしてはいけない
などを教えてもらいました。
やっぱり僕には断食が耐えられないでしょうねぇ。
イスラム教の方々の「ハリラヤ」のお祝いの気持ちはそうゆう所からも来ているのだと
思います。
19:00 17:00くらいからスコールが降り続いていましたが、なかなかやみません。
もう雨季に入るんですかねぇ?
遅くなってしまったので、社長に一度電話連絡を入れ、遅くなることを伝えました。
「心配してたよぉ」とおっしゃっていただき、ご心配をおかけしたことを謝りました。
その後、今度はマサキさんのおばさんの家に移動。
アッサムラクサをご馳走になりました。
おばさんの家のアッサムラクサは魚とハーブから作ったスープにうどんをつけて、
タマネギ・きゅうり・唐辛子・タマゴを入れて食べるそうです。
↑これらの具の中で好きなものをのせて食べます。
↑で、僕が作ったのがこれです。
匂いは魚くさいんですが、食べてみると少し酸っぱくて美味しいんです。
タマネギと唐辛子もアクセントになり、2杯もいただいてしまいました。
おばさんは、僕たちが食事を終わらせると、明日の親せきの家を訪問するために、
娘さんの服を縫っていらっしゃいました。
こういう光景っていいですよね。昔の日本はこうだったんじゃないでしょうか。
(僕のおばあちゃんの家にも足踏みミシンがあります)
22:00 お父さんとマサキさん、ヒロキくんにお礼を言って帰宅。
(車でタマン・メラティまで送ってもらいました)
そこからは電車で戻ります。
電車の中でサッカー日本代表のシャツを着たローカルの方がいたので
「日本好きなの?」と聞いてみると「中田がすきなんだ。イタリアに見に行ったこともあるよ」 と言います。
「すごいね。じゃぁ、中田のホームページアドレス知ってる?」と聞くと
「知らない。知ってるの?」と聞いてくるので教えてあげました。
(でもあのホームページって有料だったっけ?無料だったっけ?)
「ありがとう。サッカーするんだったらココに電話してくれよ」ってことで名刺をもらいました。
(したいのは山々なんだけど、金曜日には帰っちゃうし、
サッカー仲間もこっちにはいないんだよね、残念と思いながら)
「ありがとう、その時は連絡するね」と言って握手をして別れました。
23:15 駅に到着
23:30 コンドミニアムに戻りました。
知らない土地・文化、知らない家庭を体験させてもらい、
さすがにちょっと疲れたのでシャワーを浴びて休ませてもらいます。
(明日はゴルフ体験で朝が早いので)
24:00 では、また明日。(おやすみなさい)
- 森のマレーシア体験記(10/19-28) 12-
10月25日(水):滞在7日目に続く
|