マレーシア体験記の第14弾です。
初めてのマレーシア滞在の日々もついに最終日です。
僕のほんの少しの体験でも、それを記録し残すことで、
これからロングステイを計画・実施される皆様のお役にたてるのではないかと思い
このブログをアップしてきました。
最終日はこの滞在の反省をしたり、これからの仕事のことを考えたり
色々なことが頭をよぎりました。
日本では得ることのできない経験や出会い、発見や失敗を今後に活かして、
皆様のお役に少しでも立てるよう、初心を忘れず頑張っていきたいと思います。
では、滞在最終日の朝から日本帰国までをどうぞ。
↑ これ、僕のお気に入りのワンカットです(笑)
10月27日(金):滞在9日目(最終日)
出発日服装:半袖シャツ、長ズボン(Gパン)
8:30 起床
(社長は今日も起きるのが早かったようで、散歩に行きKLセントラルのスタバで
朝食を買ってきてくださいました。本当にすいません。)
朝食を食べ、今日の予定を確認。
今日も快晴です!
(ヘイズはもういなくなったみたいですね。こうなると、10月下旬とはいえ
日差しは結構きついですよ。)
昼に部屋を出発しますので、その用意をします。
10:00 モールの下にある、スタバで人に会う。
会社設立に関する知識や、ビザ取得の方法などについて詳しい方にお会いしました。
その方は現地の新聞を日本語にして、日系に企業・工場が必要としている情報を
配信するお仕事をされている方です。
(例えば、現地の雇用情報・雇用法・統計・給与水準 等を掲載しているそうです。)
新聞に載らないマレーシアの日本人情報を、メールで配信する等の取り組みもされていて、
セカンドホーマーの皆様から好評だそうです。
ビザ取得や会社設立に関するマレーシアでの注意事項や特徴を教えていただきました。
MM2Hも今は就労を認められてはいないが、今後は認められる方向に進むのではないか
という私見も述べられていました。
我々が探しているスタッフについてはマジャ会(夫がマレー人・妻が日本人という人達の会)
等に相談してみてはどうか、というアドバイスもいただきました。
普段伺えない貴重なお話もいただきましたし、海外でも頑張っている日本の方は
こんなにいるんだなぁ、という思いを今回の取材旅行の中で実感することが出来ました。
その方にお礼を言い、お別れ。いよいよ部屋を出る時が来ました。
12:00 荷物をまとめて旅行カバンに詰め、部屋の最終チェック(忘れ物チェックなど)をして
コンドミニアムを出発します。
(ちなみに、社長はもう1泊して土曜日の夜にマレーシアを出発です。)
旅行カバンをタクシーのトランクに乗せてミッドバレーへ向かいます。
(ミッドバレーの「Cititel(シティテル) Hotel」においしい点心のお店があるそうなので、
お昼に行くことにしました。)
ミッドバレーについてメーターを見ると「5.9RM」と表示されているんですが、
タクシーの運転手さんは「7RM」と言います。
社長が普通に7RM払っているので、後で理由を聞いてみると、
トランクを使用した場合は「運賃+1RM」が普通だそうです。
(何か、しっくりこない気もしますが、それも「マレーシア クオリティ」なんでしょうね。笑)
で、「シティテルホテル」の点心「DRAGON-i(ドラゴン-アイ)」へ
(とてもキレイなお店です。オープンキッチンですしね。)
(ちなみに、このお店に行く時は小さな醤油を持参するといいと思います。
僕たちは持って行きました。お店の醤油は日本の醤油と違い、かなり甘いんです。
その醤油だけは日本人の口には合わないかもしれませんね。)
↑これがこのお店のメニュー表です
12:30 着席
(お昼時ということもあってか、中はお客さんでいっぱいです。)
社長と2人で頼んだメニューは
・鶏肉の野菜和え(酢とごま油で味付けしたもの)
・・・鶏肉・きゅうり・パプリカを混ぜていて、すっぱい味付けがビールと愛称抜群でした。
・小籠包(4つ入り)×2
・・・中から甘いスープがたっぷり出てきて、酢醤油をつけてもそのまま食べても
美味しかったです。(僕はあまりのおいしさに小籠包をおかわりしてしまいました。)
・焼き飯
・・・現地のお米と、五目焼き飯の愛称はぴったりでした。
やっぱり焼き飯にはアジアのお米が相性抜群ですね!!
・水餃子
・・・薄味のスープで煮てあるモチモチ皮の餃子。スープも美味しいし、
これは社長のイチオシでした。
・骨付きスペアリブ
・・・甘酢でじっくり煮込んだスペアリブ。骨の周りのお肉がとっても美味しかったです。
・ビール 2杯・・・いつものやつです。(笑)
キッチンでは麺を打っている料理人もいて、ラーメンも食べてみたかったんですが、
お腹いっぱいで無理でした。
(次に来た時は、必ず麺を食べようと心に誓いました。)
13:30 店を出てミッドバレーのジャスコへ
(ちなみにさっきの「DRAGON-ⅰ」は、お昼を過ぎてもお客さんはが々と入ってきている
繁盛しているお店でした。)
ミッドバレーのジャスコは先日行った伊勢丹より食材が豊富で、
日本食もたくさん売っていました。
↑お寿司屋さんもあり、パックのお寿司も充実していました。
でも、やっぱり写真はNGでしたので、フロアーを見てまわるだけにしました。
本当に豊富な食材と広いフロアーには驚きました。
14:00 タクシーでミッドバレーからKLセントラル駅へ
セントラルの「KLIA Ekspress 荷物受付カウンター(シティエアーターミナル)」で
飛行機のチェックインを済ませ、旅行カバンを預けました。
(マレーシア航空の飛行機搭乗の12時間前から
チェックインと荷物の預け入れが可能で、とっても便利です。)
身軽になったところで最後のメニューとして、またまたブキッビンタンへ。
14:25 KLセントラルモノレールに乗って移動
途中HANG TUAN(ハン・タン)駅でドアが開かなくなるアクシデントが・・・。
1分もしないうちに開いたので良かったですが、これがマレーシアの成せる技なのか
どうなのか・・・。
14:55 ブキッ・ビンタン駅で下車
スターヒルスパに再び行きました。
「今日はスパだけ」というと快く「OK.30RMですが」と行ってくれます。
30RMといえば900円ですよJ.W.マリオットのスパが900円で入れるって
本当にマレーシアっていい国だぁと実感させてくれますよね。
今回の取材旅行の疲れもサウナとジャグジー、シャワーで洗い流し、
休憩室でゆっくりすれば元気回復です。
(これでも案外疲れてるたですよ。楽しんでもいましたけどね)
時間制限もないので、本当にゆったりした時間をすごすことができました。
17:00 lot 10の前で先日お世話になった「マサキ」さんと待ち合わせ。
(社長と僕とでお礼も兼ねた食事会をすることになったんです。)
僕、社長、マサキさん、ヒロキくん(弟)、友人のご家族はこられました。
なので、今回の旅行3回目の居酒屋「大作」へ。
(「日本食は好き」と聞いていたので、いいかなと思いまして。)
しかし、マレーシアのレストランはほとんどが18:00or18:30~オープンなんだそうで・・・
まだ大作は開店していませんでした。
仕方がないので、1時間程度ハーゲンダッツでおしゃべりをしていました。
ローカルの方々は、ハーゲンダッツは高いのであまり行かないそうです。
(確かに、聞いた話によると家の近くのアイスは1RM程で買えるらしいので、
8~9RMもするハーゲンダッツに行こうと思わない気持ちも分かりますよね。)
そんなことで、時間も18:00になったので大作に行きみんなで食事をしました。
日本の話やマレーシアの話をしながらゆっくり時間を過ごしました。
食べ盛りのヒロキくん食欲を見ていると、気持ち良い感じもしましたし、
自分もヒロキくん位の頃は良く食べてたなぁと考えていました。
ま、今でもよく食べますけど、ヒロキくんには勝てませんね。(笑)
20:45 マサキさんにこれからのこと(会社・仕事・我々の思いを含めて)を説明。
マサキさんが「日本語を活かしたい」とも聞いていたので、
「もしよかったら一緒に仕事が出来たら嬉しい」ということもお伝えし、
後日また連絡することを約束して、ブキッ・ビンタン駅でお別れしました。
21:25 ブキッ・ビンタン駅からモノレールでKLセントラルへ移動
昼間に荷物も預けてありますし、移動はとても楽です。
21:50 KLセントラル駅に到着
KLIAエクスプレスの改札で35RMのチケットを買い改札口へ。
↑これが入口です。
社長と挨拶をして駅の構内に入りました。
(ちなみに、KLIAエクスプレスのチケットは改札に入れたら出てこないので
要注意ですよ。笑)
22:00 KLIAエクスプレスがKLセントラル駅を出発
(以下はエクスプレスの中で書いた文章です。)
この取材旅行が間もなく終わりを告げようとしています。
本当に貴重な体験をたくさんさせていただきました。
これから日本で仕事をしていくにあたり、まずはマレーシアを少しでも知ること。
そして海外未経験の自分がどんなことを思い、体験をするのかを少しでも書き留め
このHPを見てくださった方々のお役に立てればと日々のレポートをしてきました。
この国に来て、本やHPでは決して表現できない人の温かさや時間の流れ、
言語の違い、現地の気温など、様々なことの全てが勉強になったと思っています。
また、是非この国に来たいと思いますし、次は家族を連れてやって来ようと思います。
僕の仕事はこれからセカンドライフを過ごされる方々が、少しでも充実した時間を
過ごせるようにお手伝いすることだと思っています。
僕たちの手助けが皆さまの人生の選択肢を広げる役目を果たし、
これからの人生のパートナー、もしくはチームとなっていければ最高だと思います。
日本に帰っての一番最初の仕事は、早くHPを作成しこの日誌をみなさんに
見ていただけるようアップしないといけませんね。
僕の体験したこと、思ったことは全て正直に記していますし、
今回行った場所や撮影した写真の基準は
「ここに日本人が住もうと考えたら、何が知りたいか」を中心に考えています。
なので、観光地や有名な場所にはあまり行っていません。
(観光地などはインターネットでも結構調べる事も出来ますしね。)
皆さんがこの日誌をご覧になることで、少しでもマレーシアという国に
興味を持っていただければ幸いだと思っています。
(以上。僕の思いでした。)
いや~。それにしても本当にエクスプレスは快適ですね~。
22:30 KLIA(クアラルンプール国際空港)に到着
22:45 チェックインは済ませてあるのでそのまま空港の中へ。
(飛行機で1晩過ごすので)シャワーを浴びたかったのですが、
空港のVIPルームは行っても使わせてくれません。
で、教えてもらったのが「搭乗エリアにあるホテルには、専用シャワールームがあるから」
ということでした。
なので、空港内シャトルウイングに乗り搭乗エリアへ。
23:00 ホテルがあるにはありましたけど、搭乗エリアの一番奥にあるんですよ。
(結構遠いんです、これが・・・。)
専用シャワールームは個室になっていて、トイレと化粧台・シャワーがついています。
これで20RM(600円)。結構高いな、と思いながらも空港だからしょうがないかと納得。
(ちなみにそのシャワーは時間制限無しでしたが、関空はシャワー15分500円でした。
15分のシャワーって・・・洗えます!?)
ここで上着を長袖のシャツに着替えました。(機内と日本は寒いですから。)
23:20 ホテルの受付の人に髭剃りをもらい、シャワーを浴びて「サンキュー、バイバイ」と
挨拶をして搭乗ゲートに向かいました。
途中でミネラルウォーターを買おうと思いオープンカフェにはいりましたが、
なんとそこのミネラルウォーターには「8.7RM」の表示が!!
コンビニなら「1.2RM」のものがこの値段はないでしょ。
さすがにそこでは買う気がせず、2階にある「バーガー・キング」で買いましたよ。
そこでも2.6RMしましたけどね。
店員さんに「日本に帰るんだ。マレーシアはとても良い国ですね。また来ます。」と
話しかけると「僕の友達も日本に勉強で行っています。だから日本は好きです。
また来てくださいね」と言ってくれました。
こんな愛想の良さもマレーシアのいい所ですよね。
23:30 最終の手荷物検査と身体検査を済ませて機内へ。
帰りの飛行機はかなり人数が乗っていて、行きとは全然違う状態でした。
23:45 あぁ、とうとうマレーシアともお別れかと思いながら離陸。
飛行機は離陸後しばらくは低空飛行し、街が近づくとクアラルンプールの街並みを
見せるように機体を傾け上空にあがっていきました。
離陸して30分後くらいで軽食。(ドリンクとパンに何かバターのような物を挟んでいました)
しばらく、座席で睡眠をとりました。
10月27日(土)
4:00 機内食(牛肉or魚)
4:30 外を見てみると、夜明けなのか、雲の向こう側が明るくなってきています。
とても幻想的な風景でした。
5:30 日本の土地が見えてくると、なんとなくホッとする自分がいました。
(ここまでがマレーシア時間)
6:55 関西国際空港に無事着陸
(ここからが日本時間)
7:15 検疫・入国審査・荷物受取・税関検査場を通り出口へ。
まずは家内へ無事到着の連絡をしました。
「今からバスで帰る」ということを伝えて、シャトルバスに乗りました。
7:40 シャトルバスに乗車
9:40 我が家へ到着。
家内・娘・犬1匹が出迎えてくれました。
この土日は、負担をかけた家内に少しでもサービスしようと考えています。(笑)
以上が僕の今回の取材旅行の全てです。
― 取材にご協力いただいた皆様、本当にありごとうございました ―
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