マレーシア体験記の第7弾です。
クアラルンプール市内の雰囲気にも少し慣れてきて
「海外にいる」という違和感もかなり解消されてきました。
3日目は韓国料理や、ロングステイ説明会への参加など
貴重な経験をたくさんさせていただいた1日でした。

↑ちなみにこの写真は日本人会の中の「旅行」に関する掲示板です。
こんな生活の役に立つ「掲示板」が日本人会の中にはたくさんあるんですよ。 13:30 プロドゥア(ダイハツ工業(株)とマレーシアとの自動車生産・販売の現地合弁会社)の
日本人駐在員の方に会う。
【その時の話(モントキアラのスターバックスにて)】
最初マレーシアに来た時の現地の方の印象は、一般の方と一緒で
「恐そう」というイメージを持ちました。
でも、実際はそんな事はなく、話してみれば純粋で良い人が多かったそうです。
マレー人はイスラム教の人が多く、1日5回の礼拝は仕事に支障が出ることもあるが、
それは文化だからしょうがないと思っている。
日本人が住むなら、モントキアラ・バンサ(バンガサ)・タマンデサがお勧めだそうです。
(閑静で日本人も多く住んでいるので)
モントキアラの難点はタクシーが市内まで行ってくれない事。
(混雑しているからイヤ と断られることがあるそうです)
コンドミニアムは2000RM~10000RM/月 まであるので、選ぶ事は可能だそうです。
「今マレーシアはバブってるからコンドミニアムも供給過多になっている」と。
(って事は案外安くモントキアラでも借りる事が出来るんでしょうか・・・?)
このモントキアラの建物はサンライズグループが建てていて、ショッピングセンターの
真ん中では ジャズフェスティバルやモーニング・ナイトマーケットも行われるそうです。
ちなみに・・・
バイクに乗った方がジャケットを前後ろ逆に着ているのは、スコール対策だそうです。
(前から雨が入らないように)

↑マレーシアでタクシーに乗られた方が必ず一度は目にする光景だと
思いますよ。(笑)
道路の制限速度は、一般道路が60km・高速道路が110km
自動車保険があるにはあるが、日本のように何でもしてくれるという事は一切ないので
車の事故には充分気をつける必要がある。
でも、マレーシアで車の事故は日常茶飯事なので、慣れるまではタクシーが良いだろう、
ともおっしゃっていました。
子供を日本人学校に入れようと思ったら、JC(日本人会)への入会は必須です。
とも教えてくださいました。
プロドゥアの日本人の営業の方や、病院の看護婦さんなども紹介していただけるという
ことなので、後日また改めてお会いしましょう、という事でその日はお別れしました。
(後、最近は若い日本人を狙ったトランプ詐欺が発生しているので気をつけたほうが
いいよ、とも教えてくださいました。
なんでも、「日本の事知ってるよ」とか「おばあちゃんが日本に昔いたから、
日本の事を話してあげてよ」と巧みに話しかけてきて家に誘い入れ、
親しくなった様に装い「トランプゲームでもしようか」と誘ってくるそうです。
結局はそのゲームに負けるとお金を払わされる、ということらしいのですが
日本にいても、海外にいても悪い人はいるもんですねぇ・・・。)
14:25 モントキアラを出発。タクシーでタマンセプテのJCへ。
(15RMを運転手が要求 だいぶこっちの感覚もわかってきたので高い!と感じました。)
14:40 JC(日本人会)に到着
昨日見る事の出来なかった、図書館やチャイルドルーム、エステサロンなどを
見て回りました。

↑これがJC内のチャイルドルームです。
駐在員の方で小さいお子様のいらっしゃる方用ですね。
15:00 阪本さんのマレーシアマイセカンドホームプログラム(以下MMSHP)講習会に参加

↑ロングステイ説明会を開催されている阪本夫妻
一緒に参加していたKさん(57歳)とお会いしました。
外国に出るのは3回目だそうです。
お子様(お嬢様)が1年前に中国人の方と結婚して、今年出産されるそうです。
Kさんは
今までは仕事も忙しく、海外に行く程の長期休暇は取れないし、
正直言うと「たかがマレーシア」と思っていた。
でも来てみて驚いた。物は山ほどあるし、ショッピングモールは本当に大きい。
そして、物価は安い。
と何とも言えない驚きを覚えたそうです。
(ちなみに僕も同じような思いをマレーシアに来て抱きました。)
街の雰囲気や、人の応対、目の輝き等を肌で感じると、何かしら古い日本の様な
懐かしさを感じる、ともおっしゃっていました。
子供も現在の日本とは違い、席は譲るし、親切だし、この国の人々の人柄が
良く現れていると思ったそうです。
団塊の世代の方々は「定年になったらどうしよう(=お金)。何をしよう(=行動)」
という思いが、大なり小なりきっとあると思う。
自分の人生を豊かにするために、持っている夢を実現するために、
何かをあきらめて日本で一つのことをやるのか、国の物価をダウンサイジングして
やりたい事をどんどんやるのか、を考えてマレーシア移住を検討している人も
結構いるだろう、とおっしゃっていました。
海外と日本の文化の違いを知ったきっかけはお子様の結婚式でのこと。
中国式の結婚式はすばらしくフレンドリーで明るく、充実感、満足感を
得られるものだったそうです。
(本当はダメだけど、こんなすばらしい結婚式ならもう一度出席しても良いと
思えるぐらいすばらしかったそうです)
その結婚式がきっかけで「もっと海外の事も知ろう」と思い、
阪本さんの説明会に参加されたそうです。
今、若干懸念されていることは、今後のマレーシアと日本の経済のこと。
10・20年後の為替が今のまま推移するのか・・・・ということだそうです。
新しい仕事を私も頑張って、また良い情報交換をしましょう、ということで、
お嬢様の旦那様がお迎えに来られましたのでお別れしました。
将来について、しっかり考えられておられる方で、これからの医療・介護制度にも
精通されている方でした。
本当に、勉強になりましたし、新しい仕事の意義と必要性を感じ、
充実した内容にしたいという思いが更に強くなる出会いでした。
17:30 JCの中をもう一度撮影し、ミッドバレーからタクシーでKLセントラル駅へ
(KLセントラルまでは、案外道も混んでいない時が多いんです。)
そしてKLセントラルから電車でアンパン・パーク駅。そして日航ホテルに帰りました。
19:00 部屋に到着。家内にTELして、シャワーを浴び今度は晩御飯に出発です。
20:00 ホテルのシャトルバスでスターヒルの隣。
昨日の晩に行った居酒屋 大作(2F)の上にある大公 稲ぎく(3F)へ行きました。
(社長曰く「マレーシアの日本料理の中でもかなり腕の良いお店やと思うよ」とのこと。
そんな話を聞いてしますと緊張してしまいますよね。)

大将のKさんはマレーシア滞在1年の方で、とても心持の良い気さくな方でした。
1年の内日本へは1週間帰るだけでOK。海・温泉・友人に会う事が出来れば
充分だそうです。
マレーシアを非常に気に入っている。
ゴルフもやり放題で(こっちにきてから始めたそうですよ)人も良い、とのことで
日本より住み良いとおっしゃっていました。
【晩御飯のメニュー】
ビール(タイガー)1杯、焼酎ロック(社長)、梅酒ロック(僕)
〆鯖(しめさば)、鉄火巻、穴子の白焼き(味噌だれ)、イカ下足の塩焼き
鯛アラの煮付け、お茶漬け、讃岐うどん(関東風)

↑この「しめさば」 ぜひ行かれた方はご賞味ください。

↑「稲庭うどん」もおいしかったです。でも関東風の黒いだし汁になじみのない
僕にはこの「だしの色」は不思議な感じでした。
どれをとっても最高においしかったです。(社長も大満足)
その中でも特に「〆鯖」がこんなにおいしいの食べた事がない
っていうくらいおいしかったです。
これだけ食べて2人で一万円しないのがまたびっくり。
日本でも食べることの出来ないようなおいしい料理をいただき、
本当に自分は贅沢させてもらってるなぁ、もっと頑張らないと
と気を引き締める思いのした瞬間でした。
22:30 タクシーでアンパン・パーク 日航ホテルまで戻り部屋に入りました。
到着した時にはスコールが降り始めていました。
なんとかこの強烈なスコールを日本のみなさんにお伝えできればと、
カメラを構えてみますがなかなか難しいもんですね。
ホテル入り口で何度も写真を撮ってみましたが、雰囲気は伝わるでしょうか?

社長は就寝されたので、僕は家内にメールを送信し、今日の日誌を記入して寝ます。
明日はホテルをチェックアウトして、Taman Jaya(タマン・ジャヤ)のコンドミニアムへ
移動です。おやすみなさい。
では、また。
- 森のマレーシア体験記(10/19-28) 8 -
10月22日(日):滞在4日目(前編)に続く
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