モントキアラのコンドミニアムで生活をしていて、不自由を感じることはほとんどありません。
家電の種類も日本とほぼ同じものが用意されていますし、エアコンにかぎっては一部屋に一台設置してあります。
マレーシアではおいしいお米が手に入りにくいと言われていますが、部屋にあるナショナル製の炊飯器で炊いた「炊きたてのごはん」は、けっこういけるのではないかと思います。
けれども、唯一慣れるのに時間がかかったものがあります!
それは写真に写っている洗濯機です!
見た感じは最近日本でも流行している形の洗濯機のようですが、一回の洗濯にとても時間がかかります。測ったことはありませんが、綿の普段着などは、大体3~4時間かかるのではないかと思います。
水温を60度ぐらいまで自由に設定できるので、シャツのえりの汚れなどはきれいに落とすことができますが、温度を上げると時間が余計にかかるので、普段は35度ぐらいに設定して回しています。
初めのころは日本の習慣がとれず、朝から洗濯を回している間に家事をしていたのですが、ゆっくり朝食の準備や掃除をしても3~4時間はかかりませんので、「出かけたいのに、洗濯が終わっていない~!!」とイライラしていました。
それならと、夕方プールに入ってから洗濯するようにしたら、大体10時ぐらいには終わっているので、夜寝る前に干すようにしました。
ところが、クイーンサイズのベッドのシーツを洗うなどで量が増えると、一日に何度か回さなくてはいけなくなります。 このときは一日洗濯機が回っている状態になります。
使い始めてしばらくは、「やっぱり日本の仕事が早い洗濯機が一番だわ~!!」とため息をついていましたが、だんだんこのスローな洗濯機のリズムをうまく使いこなせるようになり、また温度を自由に設定できるというメリットをうまく利用できるようになると、「案外この洗濯機、いいかも・・・」と愛着を持つようになりました。
ただ、マレーシアの水質により、真っ白い下着やシャツは洗濯を重ねると黄色っぽく薄汚れたような色になることがあります。 洗濯機に浄水器をつけていますが、それでも少しずつ着色してきます。
日本にいるときの感覚で、Tシャツなどはついつい白いものを選んでしまいますが、後から後悔しています。
マレーシアではカラフルな色の洋服がいっぱい売られていますので、これからは洗濯に左右されない色でおしゃれを楽しんでみようと思っています。
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