マレーシアでロングステイをする場合、車の運転、インターネットができると、行動範囲がぐんと広がるので、シニアの方にも是非チャレンジしてほしいと思います。
とはいうものの、運転暦18年で日本ではほぼ毎日車を運転している私でも、マレーシアの運転が怖くて、まだ一人で乗ったことがありません。
ローカルの人たちは平気で割り込んできますし、方向指示器も出さずに突然曲がってくるので、日本のルールで運転してる私たちにとっては、大変乱暴な運転に感じます。
それ以上に気になるのが、大量に走っているバイクの運転です。
車と車の間を縫うように走ってきますので、ヒヤッとすることがときどきあります。
ですが、長年マレーシアで住んでいるロングステイヤーの方たちは、「慣れると日本よりずっと運転しやすい!」とおっしゃいます。
ですから今度滞在したときには、主人に助手席に座ってもらって、できるだけ私が運転するようにして練習したいなと思っています。
そんなわけで、いつも私は助手席に座って街の様子を観察しているので、面白いものをいろいろと発見します。
イスラム教徒は肌を見せてはいけないと言われていますが、マレーシアの民族衣装を着た女性がバイクの後部座席に座りスカートの裾をひるがえして乗っている姿は、ちょっと不思議な感じがします。
でも一番驚いたのが、これです!(上の写真を御覧ください)
「何、これ! バイク・・・?」
よく見るといろいろな種類のパンがぶら下がっており、前にはお菓子も積まれています。
ローカルの人に聞くと、「ああ、これはパン屋さん! ちょっと田舎のほうに行くとよくいるよ。」ということです。
見た瞬間は、ただただ絶句! 次に大笑い!
キャメロン・ハイランドで見たオランアスリの家と巨大豆以来の驚きです。
食パンをはじめ、いろんなパンがぶら下がってます。
田舎でお店がない地域では、子供たちが喜んで買いに来るんだろうな~。
子供のころ、毎年夏になるとやって来た「わらびもち屋さん」を思い出します。
バイクの荷台に木箱を積み、鐘を鳴らしながら走ってくるので、近づいてくるのが分かるとお小遣いを握りしめ飛び出ていったものです。
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