私はマレーシアにおけるロングステイをお手伝いさせていただく仕事をしているのですが、まだまだ知らないことや勉強しなければならないことがたくさんあります。
そんな私を助けてくれる現地スタッフが、写真に写っているブルーの衣装を着た若い女性、「正樹(マサキ)さん」です。
彼女はまだ若く、素直でかわいらしいお嬢さんです。
彼女のお母さんは日本人なので、彼女は日本語をとても上手に話しますし、日本人の考え方などもよく理解してくれます。 うどんが大好きで、毎日食べても大丈夫とのこと!
本やインターネットなどの情報でマレーシアの様子を知ることはできますが、イスラムの文化やしきたり、マレーシア人の感覚、現地の方の生活など、外国人の私たちには全く分からないことがあります。
そんなことを正樹さんに尋ねると、彼女は快く答えてくれます。
で、彼女に「マレーシアでロングステイをするうえで大切なことは何だと思う?」と質問したところ、「こっちで生活するんだったら、お金に関しても、日本と比べて安いとか高いとかでなく、リンギット(マレーシアのお金)で高い安いという感覚が大切」という返事でした。
マレーシアは日本と比べて物価が安く、現地で生産されているようなものだと日本の約3分の1で手に入れることができます。 だからつい日本と比べて、「安い!買っちゃおう!」なんていう気になりますが、現地の人からするとすご~く高いものだったりするのです。
確かにそうだなーと反省。
でも大丈夫! そんな私でも、長く滞在していると、「あっちの店はあの値段だったのに!」とか「このタクシー、ぼってる!」とか、だんだん現地の金銭感覚が身についてきて、日本で住んでるときの感覚はどこかに飛んでいってしまいます。 ちょっとセコイようですが、安くていいものが買えたりすると、すごくうれしくなったりします。
正樹さんはイスラム教徒です。 ですから、一切お酒も飲みませんし、豚肉も食べません。
アニメが大好き、歌も好き、カラオケも歌うし、髪も染めてみたいなと思っているようです。 そんなところは日本の若い女の子たちと変わりません。 だけど、のんびりしていて、とっても素直で、こんなことを書いたら怒られそうだけど、古きよき時代の日本女性という印象です。
こんなところにも、マレーシアのお国柄というのが伺えるようです。
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